
KENT JOURNAL
豚毛ヘアブラシを心地よく使うコツは、毛先の絡まりを先にほどき、軽い力で毛流れを整えること。朝の身支度や洗髪前、乾かした髪の仕上げなど、毎日のケアに取り入れやすい手順をご紹介します。
使う前に、髪とブラシを確かめる
ここでは、天然豚毛のブラシを乾いた髪のブラッシングや仕上げに使う基本を紹介します。濡れ髪やブローに使う場合は、製品ごとの推奨用途と取扱説明に合わせてください。
ブラシに抜け毛やほこりがたまっていたら、先に取り除きます。髪は結び目をほどき、絡まりやすい毛先を確かめましょう。長い髪や毛量が多い髪では、最初から数か所に分けると、一度に通す量を調整できます。

基本の手順:毛先からほどき、毛流れに沿って仕上げる
1.毛先の絡まりを少しずつほどく
指や、髪の状態に合う目の粗いコームなどを使い、毛先から少しずつほどきます。絡まりがある状態で根元から一気に引くと、途中で引っかかりやすくなります。抵抗のある箇所は止めて、扱う髪の量を減らしてください。
2.中間部分へ、徐々に範囲を広げる
毛先が通るようになったら、中間から毛先へと範囲を広げます。長い髪では毛束を片手で支えると、引かれる感覚を確かめながら扱いやすくなります。すぐに全体を一度でとかそうとせず、小さな範囲で進めます。
3.根元側から毛先へ、軽くブラシを通す
絡まりをほどいてから、髪の流れに沿って根元側から毛先へ動かします。豚毛を強く押し込まず、毛束が髪を捉えている感触を確かめてください。髪にある油分をなじませ、表面の毛流れを整えるイメージで使います。
4.表面を整え、使用後のブラシをきれいにする
分け目や前髪など、気になる部分を最後に整えます。仕上がったら、繰り返し回数を重ねる必要はありません。ブラシに残った毛やほこりを取り除き、次に使える状態にしておきましょう。
毎日のどのタイミングで使う?
| タイミング | 使う目的 | 取り入れ方 |
|---|---|---|
| 朝の身支度 | 毛流れを整える | 乾いた髪を軽くとかし、前髪や表面を仕上げる |
| 洗髪前 | 髪の絡まりを確認し、軽いほこりなどを取り除く | 乾いた状態で毛先からほどく。整髪料で固まった部分は無理に通さない |
| 髪を乾かした後 | 表面や毛先の方向を整える | 髪の状態が落ち着いてから、仕上げとして軽く使う |
| 外出先 | 気になる部分の整え直し | 前髪やサイドなど、必要な部分だけを整える |
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外出先にはLR31やLR23のような携帯用も便利です。髪全体のケア用と、部分的な整え直し用を分けることで、持ち運びやすさも選ぶ基準になります。
髪の長さやスタイルで、動かし方を調整する
ショート~ミディアム
前髪、サイド、襟足など、部位ごとに毛流れの方向を見ながら整えます。細身のナロー型や小さめのヘッドは、角度を調整したい場面で扱いやすい選択肢です。
ミディアム~ロング
毛先、中間、全体の順に範囲を広げます。髪が厚く重なる部分は分けて、ブラシの毛が無理なく通る量に調整してください。オーバル型や大きめのクッションブラシを使う場合も、最初から髪全体をまとめて通す必要はありません。
カール・パーマ、まとめ髪
カールの束感を残す場合と、表面をなめらかに整える場合では、ブラシを通す範囲が変わります。まとめ髪では結ぶ方向に沿って表面を整え、カールを生かす部分はとかしすぎないよう調整します。

引っかかるときは、力よりも道具と髪の量を見直す
毛が髪の表面を滑るだけで内側に届かないときは、髪を分けて使ってみてください。それでも使いにくい場合は、毛のコシやピンの構成が髪に合っているかを確かめます。毛量の多い髪では、豚毛とナイロンの混毛も候補になります。
一方、当たりが強く感じられるときは、持つ力と押しつけ方を緩め、毛の柔らかさやクッションの違いも比較しましょう。詳しくは頭皮へのタッチとブラシの構造をご覧ください。
道具を長く気持ちよく使うために、使用後のお手入れと保管方法も合わせて覚えておきましょう。







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