
KENT JOURNAL
1777年の創業から、日々の身だしなみを整える道具をつくり続けてきたGB KENT。長い歴史の先にあるのは、毛、木材、形、仕上げを見つめる姿勢です。ヘアブラシを選ぶ理由を、ブランドの歩みと一本の道具の品質からひもときます。
1777年、ロンドンから始まったブラシづくり
GB KENTは、ウィリアム・ケントによって1777年にロンドンで創業されました。英国で約250年にわたり受け継がれてきたブラシづくりの歴史を持つブランドです。
時代の変化とともに工場や製品を発展させ、1897年には現在の拠点につながるハートフォードシャー州アプスリーに工場を設けました。1932年からはコズビー家が事業を受け継いでいます。伝統を守るとともに、新しい素材や製造技術も取り入れてきた歩みがあります。

歴史をより詳しく知りたい方は、GB KENTについてをご覧ください。
歴代の英国王室に認められてきた歴史
GB KENTは、9代の英国君主の治世にわたり、ロイヤルワラントの栄誉に浴してきました。王室との長い関わりは、ブラシメーカーとして歩んできた歴史の一部です。
日常の道具を選ぶときに確かめたいのは、その背景が、目の前の一本へどうつながっているか。GB KENTは、素材を選び、形を整え、使う方に届けるまでの品質を大切にしています。
理由1:髪に触れる毛を、用途に合わせて選ぶ
天然豚毛を使ったブラシには、毛の弾力やしなやかさを日々のケアに生かす考え方があります。GB KENTは毛の性質を見極め、髪質や目的に応じたブラシへ仕立てています。
Finestだけを見ても、とても柔らかな毛のDA4S・LS9D、ミディアムのLR6・LS7、硬めの毛のLS1・LS17・LC4と選択肢があります。天然毛の種類を一つにまとめず、髪に合うコシや当たりを選べることが強みです。
豚毛によるブラッシングは、髪の油分をなじませ、表面と毛流れを整えて、ツヤやまとまりのある仕上がりを助けます。その働きを気持ちよく取り入れるために、毛の選び方が大切になります。

理由2:手に持つ素材と、仕上げを大切にする
木製ブラシでは、木目や色だけでなく、成形、穴あけ、研磨に適しているかも素材選びの基準になります。毛を支える本体であると同時に、毎日手に触れる部分だからです。
Finestのサペリウッド、チェリーウッド、ビーチウッド、サテンウッドの背板には、それぞれ異なる色合いや光沢があります。素材を見て選ぶ楽しみも、日々使う道具の魅力です。
Classic Shineでは、ABS樹脂製のハンドルとTPUクッションを組み合わせています。木の表情を楽しむブラシと、クッションの感触を重視するブラシ。用途に応じて素材を使い分けることも、GB KENTのものづくりです。

理由3:髪の長さ・髪質・使う場面に合わせて選べる
長い髪と短い髪、細い髪と太い髪、穏やかなタッチを好む方と、毛のコシを求める方。それぞれに選択肢があることは、長く使う一本を探す際の助けになります。
| シリーズ | 選ぶ理由 | 代表的な見方 |
|---|---|---|
| ハンドメイド | 伝統的な手植えと仕上げに、ブランドの歴史を感じる | 素材、製作技法、毛の硬さと形 |
| Finest | 天然豚毛と木材の品質を、毎日のケアへ取り入れる | LR6を起点に、硬さ・形状・木材で比較する |
| Classic Shine | 髪に合う構成と大きさを、9モデルから選ぶ | 3タイプ×3サイズ、クッションのタッチで比較する |
スマートフォンでは表を横にスクロールしてご覧いただけます。
英国の工房では、伝統的なハンドメイドブラシの製作も続けられています。すべてのシリーズを同じ工程でつくるのではなく、製品の構造に合わせた方法で仕立てています。手仕事の詳しい内容はハンドメイドヘアブラシができるまででご紹介します。
毎日手に取る一本を、髪に合う品質で
GB KENTの主力モデルLR6は、サペリウッドと天然豚毛を組み合わせた、日常用のナロー型です。髪質を問わず、ショートからロングまで幅広く使える、毎日のヘアケアにおすすめの一本です。
柔らかな毛を好む方には別のモデルを、クッションの感触を求める方にはClassic Shineを。ブランドの背景と、ご自身の髪に合う使い心地の両方から選んでみてください。
髪の条件を整理したい方は長さと髪質から選ぶガイドへ。シリーズの違いは3シリーズ比較で一覧にしています。







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