KENT CLOTHES CARE JOURNAL
良いものを手入れしながら使う英国文化と、KENTの歩みをたどります。
この記事でわかること
- 英国に根付く日常ケア
- 1777年創業の歴史
- 現代に続くブラッシング習慣

英国の衣類ケア文化を一言で表すなら、良いものを「手入れしながら使う」文化です。ブラッシング、風通し、休ませる時間、修理、必要なときの専門クリーニング。これらを使い分ける考え方の中で、洋服ブラシは日常に最も近い道具の一つとして受け継がれてきました。
ブラシが暮らしを支えた時代
衣類、髪、靴、帽子、家具など、用途ごとにブラシを使い分けることは、洗浄技術が現在ほど身近でなかった時代の実用的な知恵でした。衣類を毎回洗うのではなく、表面のほこりを払い、乾かし、形を整え、必要な箇所を修理しながら使う。洋服ブラシは、その日常ケアを担いました。
1777年、ロンドンでKENT創業
KENTは1777年にウィリアム・ケントがロンドンで創業しました。英国公式の沿革によれば、1820年代には国王ジョージ4世のための歯ブラシを製造。1851年のロンドン万国博覧会ではメダルを授与されました。
1897年にはロンドンの拠点に加えてハートフォードシャー州アプスリーへ工場を築き、現在も同地が事業の拠点です。英国ロイヤルワラント保持者協会は、KENTを9代の君主の治世にわたり連続してロイヤルワラントを保持してきた企業として紹介しています。
Royal Warrant Holders Association:G.B. Kent & Sons PLC

テーラリングと日常ケア
英国のビスポークテーリングでは、一着は身体に合わせて仕立てられ、調整や修理を重ねながら着られます。サヴィル・ロウ10番地のDege & Skinnerも、衣類を収納する前の点検とブラッシングを案内し、同社ビスポークチームが選ぶ洋服ブラシとしてKENTを紹介しています。
現代にブラッシングが必要な理由
洗濯機やクリーニングが普及した現在でも、表面のほこりを払うことと、汗やしみを洗浄することは別のケアです。着用後の短いブラッシングは、洗浄の代用ではなく、洗浄の間をつなぐ日常習慣として意味があります。
英国の習慣を日本の生活へ
特別な儀式にする必要はありません。スーツやコートを脱いだら30秒、ほこりを払い、毛流れを整え、風を通して休ませる。道具を一つ置くことから、衣類との付き合い方は変えられます。
記事に関連するKENTの洋服ブラシ
商品画像はKENT公式画像を使用しています。対象素材は目安のため、衣類の表示と状態を確認し、初回は目立たない場所でお試しください。








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