ヘアブラシ

ヘアブラシの種類と選び方|素材・形状・構造で変わる使い心地

手に持ったGB KENTの天然豚毛ヘアブラシ
GB KENT

KENT JOURNAL

木製、豚毛、ナイロン、クッション、ロール型。ヘアブラシに使われる言葉は、実はそれぞれ異なる部分を表しています。髪に触れる毛、手に持つ本体、ヘッドの形と構造を分けて知ることから、自分に合う一本選びを始めましょう。

ヘアブラシは、3つの要素に分けて考える

「木製ブラシ」と「豚毛ブラシ」は、別々の種類とは限りません。木製の本体に豚毛を植えたブラシは、どちらにも当てはまります。同じように、クッションは毛の種類ではなく、毛やピンを支える台座の構造です。

  • 毛・ピンの素材:髪に触れ、とかしたり表面を整えたりする部分。豚毛、ナイロン、木製ピンなどがあります。
  • 本体・ハンドルの素材:手に持つ部分。天然木や樹脂などが使われ、手触りや重さ、外観に関わります。
  • ヘッドの形・構造:ナロー、オーバル、ロール、クッション、ベンテッドなど。動かしやすさや使う目的に関わります。

例えば、LR6は天然豚毛と木製ボディを組み合わせた細身のブラシ。CSFMは天然豚毛と樹脂製ハンドル、クッションを組み合わせたオーバル型です。素材名を一つ見るよりも、この組み合わせを見るほうが使い心地を想像しやすくなります。

LR6 ヘアブラシ
LR6
天然豚毛・サペリウッド・ナロー型
CSFM ヘアブラシ
CSFM
天然豚毛・ABS樹脂・オーバル型クッション

髪に触れる毛・ピンの違い

毛材の名前と、実際の使い方を組み合わせて選びます。
毛・ピン 主な特徴 選ぶときの視点
天然豚毛 毛束で髪の表面や毛流れを整え、髪の油分をなじませるブラッシングに使われる 毛の硬さ、長さ、密度と髪質の組み合わせを見る
ナイロンピン 弾力のあるピンが髪の内側に入りやすく、製品によって絡まりをほどく用途やスタイリングに使われる ピン先の形、長さ、間隔、濡れ髪への対応を確認する
豚毛+ナイロン 豚毛による表面の仕上げと、ナイロンによる髪への入りやすさを組み合わせる 毛量の多い髪など、豚毛だけでは通りにくいと感じる場合に比較する
木製ピン 木のピンで髪をとかす。ピン先の形や間隔が使い心地に関わる 木製ハンドルと混同せず、髪に触れる部分の素材を確認する
金属製ピン 金属のピンを使ったブラシ。用途や先端の処理は製品ごとに異なる 先端の仕上げ、頭皮への当たり、熱を使う際の取扱説明を見る
その他の合成毛 天然毛に近い感触など、目的に応じて設計された合成繊維 動物毛を使わない選択肢として、毛の構成と推奨用途を確認する

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豚毛にも、とても柔らかな毛からコシのある硬めの毛まであります。また、白毛か黒毛かだけで硬さは判断できません。詳しくは毛の硬さとクッションの違いで紹介しています。

木製と樹脂製の本体、それぞれの魅力

天然木の魅力は、木目や色、手に触れる質感です。GB KENTのFinestには、サペリウッド、ビーチウッド、チェリーウッド、サテンウッドの背板を使ったモデルがあります。同じモデルにも一本ごとの木の表情が生まれます。

樹脂製は、さまざまな形状や曲線をつくりやすい素材です。Classic ShineではABS樹脂を使い、握りやすいハンドルとクッションブラシの使い心地を組み合わせています。重さは素材だけでなく、大きさや構造にも左右されます。

水に使えるかどうかは、毛や台座を含めた製品全体の仕様で確かめます。木材を使っていないブラシでも、丸洗いや浸け置きができるとは限りません。

ヘッドの形で変わる、扱いやすさと用途

同じオーバル型でも、毛材やクッションの違いで使用感は変わります。
形・構造 特徴 使う場面の目安
ナロー型 細身のヘッドで方向を調整しやすい 前髪やサイド、ショート~ミディアムの髪を細かく整える
オーバル型・パドル型 幅のあるブラシ面で髪を捉えやすい ミディアム~ロングの髪を広い範囲で整える
ロール・ハーフロール 丸みのある面に髪を沿わせて使う 毛先の方向や丸み、根元の立ち上がりをつくるスタイリング
クッション構造 毛やピンを支える台座が押す力に応じて動く 台座の沈み込みを含めた頭皮へのタッチを選ぶ
ベンテッド構造 ヘッドに通気のための開口部がある 風を通すブローなど。耐熱性は製品ごとに確認する
ミリタリースタイル 長い柄がなく、ブラシの背を手のひらで持つ 手のひらで方向を調整しながら毛流れを整える

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ロール型だから天然毛、クッション型だから柔らかい毛、という分類にはなりません。例えばLPF1は、豚毛とピンを組み合わせ、通気性を持たせたクッションブラシです。複数の特徴が一つの製品に共存します。

仕上げ・絡まり・ブローで、使う目的を決める

ツヤや毛流れを整える仕上げには、豚毛ブラシが候補になります。絡まりをほどくことを優先するなら、ピンの長さや間隔、髪への入り方を確認します。ブローでは、つくりたい形に合うヘッドと、熱を使う用途への対応が選ぶ基準です。

長い髪の場合は、絡まりをほどく道具と、最後に表面を整えるブラシを使い分ける方法もあります。毛先から少しずつほどき、抵抗なく通せるようになってから仕上げると、無理な力をかけずに扱えます。

具体的なモデル選びには、髪の長さと髪質から選ぶガイドと、GB KENTの3シリーズ比較をご覧ください。

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